これは盲点だったな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノアの納期が1年近くなのに対し、OEMモデルのスズキ新型ランディは1ヶ月~2か月の超短納期だった件

スズキは他メーカーに比べると全体的に納期は短めのようだ(一部の車種を除いて)

2022年8月8日に発表・発売されたばかりとなるスズキのフルモデルチェンジ版・新型ランディ(Suzuki New Landy)。

トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)ノーマルボディをベースにしたOEMモデルで、スズキのラインナップモデルとしては最も先進装備と快適装備が充実したミドルサイズミニバンとなります。

既に当ブログでは、新型ランディの内外装デザインや見積もり内容、実車インプレッション記事等をご紹介してきましたが、今回は本モデルとスズキラインナップの最新納期情報をチェックしていきたいと思います。


新型ランディは2022年10月初旬時点で購入・注文すると、最短で2022年内に納車可能のようだ

早速私がいつもお世話になっているスズキディーラーにて取材させていただいたところ、新型ランディの納期は想定していたものよりもはるかに早く、特にグレードやボディカラーの組合せ次第では2022年末までに納車も可能とのこと。
※あくまでも私がお世話になっているディーラーでの話になりますので、他のディーラーにも確認をとる必要があります

ベースとなっているトヨタ新型ノアの場合、ハイブリッド系でメーカーオプションをある程度装備すると、納期が8か月~1年ほどになると云われていますが、それに比べると新型ランディの納期1ヶ月~2か月は光の早さ。

なぜここまで短納期で顧客に提供できるのか?というと、実は新型ランディには「メーカーオプションが無く」、ナビゲーションディスプレイなどは基本的に外付け対応のディーラーオプションになるんですね。

受注生産のボディカラーを除き、主要カラーは短納期のようだ

しかも「スティールブロンドメタリック」や「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」といったちょっと特殊なボディカラーで受注生産対象のモデルを除き、「ホワイトパールクリスタルシャイン」や「アティチュードブラックマイカ」「メタルストリームメタリック」に関しては、基本的に在庫として確保しているため、条件次第では顧客のもとにすぐに納車可能な準備が整えられているとのこと。

別の言い方をすると、新型ランディは想定を上回るような受注が無いというのも事実ではあるものの、このご時世においてはどの新型車を購入するにしても半年以上/1年以上は覚悟が必要で、特に車検が迫っている方にとっては、かなり早い段階から動かないと不安が募る一方だと思うんですね。

おまけに一部メーカーの新型車においては、先着順ではなく抽選方式での販売を実施するなど、半年や1年どころか、「いつ納車されるかもわからない」事態ともなれば、今ある車の車検を通して乗り続けるか、新車価格よりも高くなることを承知で中古車を購入するなど、中々に大変な状況となっています。

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